追記その3~ガイドブック~

 旅をする上でどうしても必要になるのがガイドブック。本屋に行けばたくさん並んでいるけれど,使えない本を買ってしまうとただのお荷物になるだけ。

・地球の歩き方
 日本でガイドブックと言えば「地球の歩き方」。でも,ここ数年どんどん内容が薄くなっている。ラインナップの豊富さや,きれいな写真につられて買ってしまうと,あとで現地に行って「何だこれ・・・」ということになりかねない。
 短期旅行者が観光ポイントを絞って行動するには便利だけど,いくつもの国を渡り歩く長期旅行者には使いにくい(使えない)。特にビザ・国境情報はお粗末もいいところ。

 使ってみて余りにもひどかったのは中央アジア編と中国(全土)編。ただラインナップを揃えるだけのために作ったような本。
 そこそこ使えたのはインド編,ネパール編など。東南アジア編は情報をコンパクトにまとめるという編集方針はいいのだけれど,なぜかインドネシア,ミャンマー,フィリピン,マレーシアのボルネオ島が省かれている。もっと使う人間の立場に立って作って欲しい。


・旅行人ノート
 大抵の長期旅行者が使うのがこれ。マニアックな地域でも詳細な情報が載っている。欠点は改訂の間隔が長い(5年とか)ことと,小さな本屋にはまず置いていないこと。
 僕の場合は,ちょうど昨年末(2006年末)に「シルクロード」改訂版が出たのでラッキーだった。中国から中央アジア・カフカスを抜けてイランまでの情報が,かなり細かく載っている。


・ロンリープラネット(英語)
 ほとんどの欧米人旅行者がこれを使っている。写真はほとんどないかわりに,国境・ビザ情報から国内交通,宿まで,本当に事細かに載っている。もちろん観光地の説明も充実している。たぶん一番使いやすいガイドブックだと思うけど,欧米人の視点で書かれているので日本人には趣味が合わない可能性もなくはない。
 日本の書店で買うと高いのが欠点(Amazon.comで買えば安いと聞いたことがある)。


ガイドブックは絶対じゃない!
 あと,たまにガイドブックの情報でガチガチに準備してる人がいるけれど,あくまでもガイドブックは参考情報だと思った方がいいと思う。特に日本人の場合,ガイドブックに載っている場所には一生懸命行くのに,どんなにいい場所でもガイドブックに載っていないと行かない傾向がある。
 旅のスタイルを押し付けるつもりはないけれど,どこに何があるのか程度の情報をガイドブックから得たあとは,現地で情報を集めたほうが正確だし,ときにはガイドブックに載っていない穴場を見つけられる。
 僕の場合,キルギスのソンコルや,タイ・チェンライのワット・ロン・クーン(白いお寺)などは,現地で知った。

 もちろん,どこの国境ポイントが開いているのか,ビザが必要な場合にはどこでどうすれば取れるのか等,重要な情報はガイドブックに頼らざるを得ない(ただし大使館やネットなどで最新情報を調べることも当然必要)。
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by Asirope2 | 2007-10-10 15:35
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